感情のバウンダリー

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午後3時、ふと気がつくと

なんだか今日はとても

悲しい気持ちにとらわれている。

 

『 あれ? どうしたんだろう? 』

 

と、自分に訊いてみる。

 

『 今朝はとてもいい気持ちで

目が覚めたのに何かあった?

いつから悲しい気持ちになってた?』

 

そして振り向いてみると、

 

『 あ〜、あれか〜 』

 

と思い当たることがあったりします。

 

朝電車の中でみた親子の会話だったり、

友達からかかってきた電話だったり、

朝見たニュースだったり。

 

そのきっかけは色々です。

 

またはその小さな出来事があった

瞬間から強い感情にすっかり

とらわれていることもあるでしょう。

 

その背景には幼い頃の経験とか

潜在意識に眠っている何かに

ピピッと響いたことも

あるかもしれません。

 

全然イライラしてなかったのに、

職場に着いてから

ちょっと問題があって、

みんながイライラしてきて、

影響されていくこともあります。

 

怒り、イライラ(不満)、悲しみ、

恐れなどはとても伝染しやすい感情です。

 

もちろん喜びも伝染します。

 

 

先日の記事で、

6つの線引きについて書きました。

 

HSPのあなたの人生が

心地よい方向へ大きく変わる

6つの線引きです。

 

1)人の感情と自分の感情

 

2)人と自分の責任範囲

 

3)人のニーズと自分のニーズ

 

4)心からしたいこととそうでないこと

 

5)仕事とプライベート

 

6)自分に変えられることとそうでないこと

 

些細なことにもすぐ気がつく

HSPのあなたは、おそらくもう

上の6つの領域には

重なり合う部分も多く、

 

リンゴを6つに切るように

簡単には分けられないことに

気が付いていると思います。

 

たとえば 5)の仕事とプライベートの

線引きがうまくできないと、

2)の責任範囲にも当然影響します。

1)の感情にも当然影響します。

 

結局はどの分野の線引きも

他の分野の線引きにある程度は

関わらざるを得ないのです。

 

とはいえ、線引きが苦手な人が

線引き上手になって、

自分の正直な願望・欲求、

”内なる声”をみつけていくには、

 

引き出しの中をひとつずつ

整理していくように、

こういった分類をしてみるのが

思いの他、ものごとをすっきりと

解決するのに役立ちます。

 

 

今日はまず、感情の線引きについて。

 

あなたはそばに不機嫌な人がいる時、

なんだか落ち着かなくなって

なんとかしたいと思いますか?

 

その不機嫌さが

すぐ自分の中に入ってきて

いっしょに不機嫌になりますか?

 

悲しんでいたり苦しんでいる人が

いると、なんとかしてあげようと

相当な苦労をしたり遠回りしてでも

相談にのったりしますか?

 

いっしょになって悲しくなったり

辛くなったりもしますか?

 

共感力の強いHSPには

とてもとてもありがちなことです。

 

頼まれてもいないのに、

先回りしてあれこれ人のことを

心配してしまいかすか?

 

または口出ししたくなりますか?

 

もちろん、人は誰しも周りの影響を

全く受けないで生きていくわけには

いきません。

 

楽しそうにしている人と時間を

過ごせば誰だって気分があがります。

 

機嫌の悪い人がいると

周りはどうしても

ギクシャクしてきます。

 

けれどどんな場面でも

人の感情に振り回されず

自分の軸を保てる人

 

みんなの気分を引き立てるだけの

エネルギーを持っている人も

います。

 

HSPでもHSPでなくても

わたしたちが日々の生活の中で

感情の線引きができるかどうかは

育ってきた環境によるところが

大きくあります。

(つづく)